JCD〜消える人気馬〜後記追加

さーて随分放置していましたが、流石に明日のJCDの予想までさぼる訳にはいくまいと思いパソコンの前に座ってる黄昏です。なぜここまで放置?というと馬券は賭けているんですが、正直ここに文章を書く余力まで最近は無いんですね。自分のポリシーとして当たる外れるは気にしないにしろ、自分の予想が全く面白みが無い物になる位なら(例えば印と買い目だけなど)書かない方がマシというのがあるんで。でまあ今回は余力もあるので久々に書こうかなと(^^;


さて本題。
結論から言えば現時点の1・2番人気をぶった切ります。しかも今回自信があるからタチが悪い(笑)
まず1番人気のヴァ−ミリアン。
たしかに充実著しいですね。名古屋・川崎・JBCと圧勝に次ぐ圧勝。今年度の充実度なら前年の4着を軽く上回るだろう…豊効果で更にプラス→これ確勝!って感じでしょうか。
ただこの馬、結局は地方の深い砂が極端に合うタイプなんですね。地方でこれだけ良績が集中しすぎると却ってその特化振りが現れすぎてる。じゃあ砂質の軽い前年のJCDでの4着もあるじゃないかという反論が来そうですが、そもそも前年のアロンダイトが勝ったあのレースこそが罠。あれは走る毎に結果が違うでしょうし、レースレベルもカネヒキリアドマイヤドンの時代と比べると足元にも及ばないレベル。しかもですよ、前年ですらヴァーミリアンは地方では特化した強さを見せていた訳ですね。それが中央に戻って東海Sで大惨敗。要は中央では足らない馬の典型だと思います。今回地方のパフォーマンスは更に磨きがかかり鞍上が豊、人気を吸い取るにはこれ程の逸材はいないかと。今回も掲示板までが精一杯でしょう、だって前年よりは骨ぽい面子が揃いましたから。


次にドラゴンファイヤー
穴馬評価が現時点で2番人気ですか…おそらく周りを見渡すに本命評価が多いので明日もこのままでしょう。
去年のアロンダイトとイメージを被せてる人が多いのかな。ただ私はそうは上手くいくまいという見解。
まずこの馬の条件戦の予想時・回顧時に書いたようにエンジンのかかりが遅い。JCDというレースは直線が長い府中と2100という長距離という要因から追い込みが届くというイメージを持ちやすいですが、意外に器用に立ち回る馬が強いんですね。この馬は極端な追い込みという訳では無いですが、エンジンのかかりが遅い分他の馬より早目に馬に気合をつける必要がある。東京の成績はいいですが、明日はG1。今までのように早目に気合をつければ最後に必ず響くというのが一つの要因。それと実はこの馬が勝ってきた面子のレベルが低い。4連勝の内3つが条件戦、次いでシリウスSはラッキーブレイクが2着に入れるレースの質、これは正直評価に値しないかなと。勿論レベルが低い中でもパフォーマンスは圧倒してるんですが、こういうきつい競馬を経験していない馬はトップクラスに入ると必ず壁にぶちあたる。それがG1独特のレースの質だと思う。でそういう意味で自分が支配出来なかったレースがヒシカツリーダーに負けた滝桜賞だという事。血統の質はいいんですがね。BTの完全な成長型ぽいですし。ただ現時点でとなるとまだ足りないかなと。



以下簡単に消す馬。
フサイチホウオーは流石に1戦目で砂のG1を勝てるタイプでは無いかなと。そもそもこの馬もう終わってるでしょ。
しかも調教でもダートは合ってないような感じですし。そもそもジャンポケのダートってどうなんだろ。なんか悪そうな気がするが。
ブルーコンコルドは単純に距離が長い。
ボンビネルレコードは帝王賞自体がが事故じゃないかなと(笑)今の東京にアサティスが一石を投じるには時代錯誤かと。
サンライズバッカスはやっぱり距離が長いよね。騎手が自分から動くタイプだけにスタミナに不安があるとかなり苦しい。
フィールドルージュは前年の死んだ振りが今回も続くんだろうけど、今回は同型に強力なのがいるから、前年の上回る事は無いかなと。横山も今乗れてないから。
ワイルドワンダーは完全な力タイプ。今の東京は合わないはず。距離云々が騒がれてるけどこれは走ってみないと分からないんじゃという見解。ただ岩田本人からもそういう発言が出てるらしいんで、その点はかなりマイナスかなと。騎手がそう思うって事はいつも以上に溜めるはずだから。そうなると届かない。



以下買いたい馬。
本命◎はメイショウトウコン
そう自分がエルムSでぶった切った馬です(笑)
正直レース後の感想は「強い、ここまでエンジンの切り替えが早く、あれだけ切れる馬だったとは」というもの。
レース後あまりの成長振りに愕然としたのを今でも思い出しますね。常に安定した鬼脚を使えるという強み、追い込み馬の割りに気性が素直で鞍上の意図に従順。長く使えてそれでいて切れる脚。脚のONとOFFの切り替えの速さ。どれを取っても一級品と感じました。ただ不安要素も多いのは事実。まず東京という舞台。坂がどうなのかっていうのがある。しかもJCDは基本的に器用に立ち回れるタイプが強い。この馬は極端な脚質だけにそこは疑問。ただいつも通りの舞台ならまず勝てるだろうから、東京というコースはある意味賭け。器用に立ち回れない分、そこはエンジンの早さで補えるタイプ。


次点はフリオーソ
こちらも上記同様にギャンブル色が強いのが本音。ただ買うなら中央ダート初参戦となる今回かなと。
正直ジャパンダートダービーは馬場もあるけど、それを考慮しても内容が濃かった。
自分でレースを作って最後は完封するというのは出来そうで中々出来ない芸当。
器用に立ち回れるタイプだし激走しても可笑しくないタイプではある。


後は毎度の事ながら外国馬をおさえる。


メイショウトウコン
フリオーソ
▲外国馬


◎○の単勝がメイン。
◎ー○▲へ馬連。○ー▲馬連


予想した感触としては如何にも1・2番人気を消せそうなんだけど、かといって自分の本命も不安要素が多いという感じ。冒頭で書いたように消える自信があるけど…なのに自分の馬券は自信が無いっていう。そう考えると消した馬が自信があったはずなのに浮上してくるという(笑)まあ深く考えないで買おう(^^;