摩耶S 阪神10R D1800

さて本日は予想を私用でお休みしましたが、明日の予想は書きたいと思います。

取り上げるのは朝日杯でも鳴尾記念でもなく、らしさを出して摩耶S。



1枠1番 モエレアドミラル <消し>

前走のブラジルカップタイキエニグマ・オフィサー・タイキヴァンベール・リンガスローレルなど中々の顔ぶれが揃った。その中での走りとして1.3差の9着。この馬自体に関して評価を落す必要はないが、この時の競馬は54Kでのもの。その前も重賞とは言え53K、その前が51Kと斤量に恵まれてきた割に活路を見出せていない。現状を考えると準オープンでは通用する器ではないと判断。



1枠2番 ダンシングテン <消し>

前走で見せた脚はHペースになれば多少の魅力になるが、今回は大幅な鞍上弱化と過剰なHペースは期待出来ない面子、買えない。



2枠3番 マンジュデンツルギ <穴で一考>

前走のトパーズSはベラージオの後先を考えても、更にはカフェオリンポスブラックコンドルという面子がいた点でもオープン特別の中ではレベルが高い。但し今回の出走組には同レースで先着したウェルバランスやラヴァーズレーンなどがいる。ラヴァーズレーンとの差は気にしなくていいが、ウェルバランスにつけられた着差は決定的な物で対ウェルバランスという点で考えれば苦しい。ただ元々準オープンで梅田Sや甲南Sなど力量の高い走りを見せているだけに簡単には見限れない。ここ2戦は半年以上の休養明けでもあるし、今回は叩き3戦目。狙うなら人気が全く無い今回か。



2枠4番 ホーマンキュート <消し>

現状を考えるとこの面子では苦しい。前走のオースミへネシー組はレベルが低いし、そこであの走りなら買えない。



3枠5番 ラヴァーズレーン <穴で一考>

上記のマンジュデンツルギの箇所でも書いたが、トパーズSの敗戦組はこのクラスでなら評価を落す必要はない。展開も明日は見方する可能性も高い。



3枠6番 テイエムヒットベ <消し>

この馬が今回ある意味では一番悩ましい。先週シルヴァーゼットが初ダで快勝したように、芝で素質ある走りを見せていた馬の初ダは要注意。ただ芝でのこの馬の坂への適正の無さは随一なので、阪神という舞台は大幅にマイナス。これが京都ならかなり悩ましいが、阪神の今回は静観が妥当。ここで少しいい走りを見せたら、狙いは平坦コースの初戦。多分明日は駄目だと思うけど。



4枠7番 トーセンブライト <消し>

前走の敗戦はかなり不可解な感じが強い。この馬も前走オースミへネシー組なのだが、普通に考えればそこでは頭一つ抜き出た強さがあったはず。なのに3〜4コーナーにかけての手応えの無さは状態以外の何物でもないと思うが、今回急に戻るとは前走の映像からは想像し難い。力だけなら買えるが今回は静観。



4枠8番 ゼンノストライカー <消し>

まず前走で見事に包まれる騎乗をした石橋を降ろしたのは好印象。ただ最後の直線の手応えから想像するに、どんなにスムーズな競馬をしていたとしても3着辺りが精一杯。この馬も前走オースミへネシー組でレベルは低い。面子が揃う今回は買えない。



5枠9番 フィフティーワナー <罠なので勿論消し>

恐らく明日の一番人気。いかにも新聞の馬柱で人気をしそうなタイプである。3連勝の内いずれも楽勝で見た目のインパクトも強い。但しいずれも極端にレベルが低い。そこでの圧勝劇で1番人気必定なら期待をするより裏切る方に投資したいと思う。前走2着のストロングドンは1000万下で頭打ちだった馬、2走前のレディキラーは500万下を今だ抜けれず、3走前のエイシンユニコーンは500万下を抜けれるレベルに無い。そして豊→柴山という大幅な弱化。ここまで危険な因子が揃う馬を狙えという方に無理がある。この馬が来たら諦めもつくし、買わない。ただ最近ここで「来たら諦めがつく」と書いた馬に尽く来られてるので、そこだけがかなり怖い(笑)



5枠10番 タイラントシチー <対抗>

長期休養明けでも実績はかなりのもの。過去にタイキエニグマエーピーフラッシュなど現オープン勢力と伯仲した戦いを繰り広げて来ており、単純に実績だけを考慮すれば間違いなく買える。問題は最初に書いた休養明けと阪神が初という事と鞍上変更。まず休み明けの方はポン駆けが効くタイプで全く問題が無い。 阪神も中山の適正を考えれば苦にするタイプではないはず。一番の問題は鞍上か・・・乗りなれた藤田から関西での吉田豊というのはいかにも心配。脚の使い所が簡単なタイプではないだけにどうか。但しここさえクリアすれば勝ちに近い位置にいる。



6枠11番 トラストジュゲム <馬体次第で勿論押さえ〜4番手>

陣営が休養を選択したのは好感が持てる。レベルが高いと噂される(個人的には完全に同意し兼ねるが)今年の3歳ダート世代の中では上位勢力である事は間違いない。ただエンジンのかかりが遅い馬の休養明け初戦という事で更に遅くなる可能性があり、そこに拍車をかけるように阪神というコース。東京なら安心出来るが今回は絶対視すると危険な匂いもする。人気もフィフティ−ワナーと2分するだろうし本命にはしたくない。



6枠12番 スズジャパン <3番手>

明日の馬場と展開を一番生かせるのは間違いなくこの馬。スーパーチャンスを物差しにしても十分に買えるし、ラヴァーズレーンの出方次第だが番手に取り付く器用さも持ち合わせているし大丈夫だろう。ただ直線でヨーイドンという競馬になれば分が悪い。本田がそこを生かせるかが問題。



7枠13番 ウェルバランス <本命>

前走のトパーズSでは消して正解を得たが、それでもあの面子で4着に来たのは立派だった。トパーズS時にも書いたと思うが、非常に競馬センスが高い馬でいずれオープンでも勝てる器。その考えは変わっておらず準オープンなら十二分に信頼出来る。鞍上の小牧も乗りなれているし、本命として支持したい。



7枠14番 ビッグエンデバー <消し>

完全に調子を落していると思われるここ最近の内容。本来なら準オープンでは十分に勝負になるが、今はこの馬の過去にすがって手を出すのは得策ではない。ただ必ず調子を戻してくるはずなので、ここで少しいい競馬を見せられれば次走は間違いなく買う。



8枠15番 メイショウオキナ <消し>

夏場の連戦が流石に応えたのか、夏からの休養明け。オープンでも好走歴があるように、そしてサンライズバッカスとの内容を考えても準オープンなら力は上位。ただ元々冬場に強いタイプでないと思うし、何より鞍上が石橋で大外枠なら嫌うべきだと思う。この馬も非常に脚の使い所が難しい馬で、過去に石橋で勝っているとは言え明日は枠を考えれば大外ぶん回す事は間違いない。手は出し辛い。



8枠16番 クワイエットデイ <消し>

この鞍上で、この馬で、大外・・・これだけ言えば競馬を見ている方なら十分にわかってもらえると思います。明日は走っても掲示板でしょう(笑)



〜総論〜

本命はかなり迷ったが臨戦過程と力量、そして安定感を加味してウェルバランスを抜擢する。

トラストジュゲムは上記に書いた様にエンジンのかかりの悪さが休養明け阪神で危ないと思うが、流石に消す事は出来なかった。ただ自分が調子がいい時なら消していたと思う。今は絶不調なので最後の最後に切った馬に来られると悔しさが半端じゃないので押さえる。ただ何度も言うように嫌う要素はかなりある。

対抗には配当面も考えタイラントシチー、まともに走れば十分にこの評価に値する。

マンジュデンツルギとラヴァーズレーンは3連系を好まない私にとって今回は手を出さなかった。

ただ3着までに来て大穴を開ける要素はあると思うし、マンジュデンツルギに至っては状態さえ戻るようなら2着もあるはず。果たしてこの断腸の思いで消す判断が正解か否か。



ウェルバランス

タイラントシチー

▲スズジャパン

トラストジュゲム



馬券は◎からの馬連



〜朝の更新〜

とても不可解なオッズになっていますね。現時点でフィフティーワナーが1番人気、トーセンブライトが2番人気ですか。そのように美味しいオッズなら無理してマンジュデンツルギとラヴァーズレーンを消す必要はないでしょう。



ここは久々の勝負に出たいと思います。

◎ー○×2000

◎ー▲×1000

◎ー△×1000

◎ーマンジュデンツルギ×500

◎ーラヴァーズレーン×500



本線が来れば10万かあ、中々のものですね。