アクアルミナスS 最終結論
昨日の記事でかなり深い部分まで書いたので、この最終結論編は簡単に。
昨日の時点での◎候補として、メイショウセブン・エアアドニス・スリージェムの3頭。
まずスリージェムの評価を下げる。
今回、昨日書いた様に消去法で行けばタイキジリオンが内枠という不安因子がある為、殆どの人がここに行き着いたのではないか。ただそれも消極的なイメージからの物。
父フォーティナイナーは言わずと知れた馬鹿で精神力が弱い馬を多数輩出して来た訳だが、自分の型に持ち込めれば強い。スリージェムも例に漏れずこういう馬鹿な面があるが、この枠順は歓迎。
しかし同時にこの馬はやはり斤量という精神面に敏感(なはず)。
今回57.5Kというのは現級勝ちから考えて仕方ない事だが、やはり重い。
それにこの馬の最大適正は、やはり1400Mだと思う。
後はこれも昨日書いた様に、外枠ぶん回し+この手の脚質の馬に乗せると中途半端な騎乗の多い本田というのも心もとない。消極的に本命に推す位なら、思い切って評価を下げる。
迷うのはエアアドニスとメイショウセブンのどちらを上位に取るか。
イメージが沸くなら迷う事無くエアアドニスを取る。
ただメイショウセブンは斤量に恵まれた上、本来の前へ取り付く脚が戻りつつある。
休養明け三走の出脚のタイム、全体、最後のまとめを並べてみる。
太秦S(1600万下) 34.8-36.6M 37.8
貴船S(1600万下)
34.7-37.0M 37.5
ギャラクシーS(OP)
33.9-37.8M 38.7
ギャラクシーSは面子も揃った分、やはりテンのタイムが速い。その分終いがグダグダだが。
ただこの33.9というタイムを叩き出した事は評価をしなくてはいけない。
今回は多分、馬柱から考えて、この時ほど早くはならないだろうし、その分終いもまとめられるはず。
尚且つここから斤量が更に減るのもいい。
もうじきこの馬は復調する予感はする。
ただ・・・それでもスリージェム同様この距離に実績が無いのは心もとない。
上手く嵌れば馬券に絡むだろうが、本命に推せるほどの生粋のスプリンターというイメージは無い。
この馬も評価を下げざる得ない。
本命はやはりイメージが当初から沸いていた、エアアドニスで。
この馬こそ、上記の2頭と違い生粋のスプリンター色が強い。
鞍上もルメールで、わざわざ西下してきた事を考えても陣営の自信の裏打ちと思いたい。
問題は昇級という事だが、ピサノヨシツネを単純に比較しても力が足りないという事は無いかと。
ピサノヨシツネの後先を考えてリメンバードリームを挙げると、多少の不安はあるが、この馬の昇級初戦のブラジルCは躓いた物(らしい)ので気にしなくてもいい(と思う)。
しかもタイキエニグマ・オフィサー・タイキヴァンべール・マルカフレンチとそうそうたる面子が揃ったのに対し、今回はこの時5着に入ったスリージェムが人気的に最上位の力を有していると考えられるメンバー。
ならリメンバードリームを一蹴したピサノヨシツネ・・・これをまた一蹴したエアアドニスで十分勝負なるのではないか。斤量面の不安は全く無いと思う、そもそも470K台の馬体で55Kを不安に挙げるのは間違い。しかもこの馬は56K辺りを背負いなれてるし、今までの力以上の物は鞍上を加味しても十分に考えられる。今までの力を出せれば勝ち負けと考えてるので、必要以上のパワーUPは毛頭期待していない。
イメージが沸くエアアドニスを本命に推す。
◎エアアドニス
○スリージェム
△シベリアンホビー
☆タイキジリオン
これだけ手を出してしまうので、馬券構成は慎重に行きたい。
◎ー○は馬連で本線。
◎ー▲はワイド。
◎ー△は馬連。
◎ー☆も馬連。
メイショウセブンは人気もしていないし、ワイドで十分に勝負になると考えて。