ガーネットS+回顧更新

今日は簡潔に。
ブルーコンコルドは59Kを背負っても勝つ可能性は否定しない。
JBCスプリントの走り自体は別段どうとも思わない(メイショウボーラーがまともに競馬してない分、展開が向いたし)が、その前走のシリウスSで58Kを背負ってミリオンベルを下したのが評価に値する。馬体も500Kを超えており斤量はデビュー以来最高の59になるがほぼ問題ないだろう。


ただ・・・そうは言っても恐らく明日はガチガチの人気を背負うのは疑いよう無く、そこで敢て59Kの一般的に酷量と言われる斤量を背負う人気馬を本命にしても何のメリットも無い。あとこの馬は予感だが中山になるとパフォーマンスが下がる気がする。ダートに転向して中山は2度走っていずれも2着。十分立派なのだが、京葉Sではハリーズコメットに敗れてるし2004年の同レースでは斤量55Kでマイネルセレクトに完敗。勿論マイネルセレクトが強かったのは疑いよう無い事実だし、この時のブルーコンコルドは本格化前。でも・・・それでも4走前にハリーズコメットに敗れたのは揺るがない事実でその時の斤量が57Kだから、今回も絶対視という訳では無いと思う。


じゃあブルーコンコルドを喰うのは何か。
テイエムアクションは休養明けでMAXのパワーは出せないと思う。同馬もかなりの素質を感じるがそれでも順調に来て100%の状態で臨んで五分かそれ以下だろう。
リミットレスビットは矛先を変えてきた訳だが、バリバリのダート馬であるブルーコンコルドを喰うには芝での印象から無理だと思う。下級条件なら(例えばOP特別とか)話は別だが。ケイアイメルヘンもブルーコンコルドを喰うには役者不足。この馬がブルーコンコルドに潰される恰好の目標になりそうなのもマイナス。シルヴァーゼットも前走はダート転向初戦を勝った訳だが、あの走りじゃブルーコンコルドは喰えない。コパノフウジンも役者不足。アグネスウイングは全盛期なら勝負になるが、如何せん休養明け初戦だし、去年の内容が酷すぎる。


やっぱりほぼ罠だと思いつつオフィサーしかいないと思う。
今の深い砂質の中山が鋭い追い込みを見せるこの馬に合わない可能性はあるだろうが、斤量が53Kのこの時こそ最大の狙い目かと思う。ブルーコンコルドが強気の競馬をするのは間違いなく4コーナーで先頭集団を飲みこんだ後に差せる脚を持つのはこの馬しかいない。ブルーコンコルドが直線早々にハナに立った後に、猛烈な追い込みを見せる夢物語に期待しようかと思う。


◎オフィサー


単勝1点。

  • 追記

他で面白そうなのは中山10Rかな。
アポロベル−ガに若干魅力を感じるが・・・流石に無いかな。


前半からあそこまでぶっ飛ばされたら、そりゃ昇級の軽量組はペースに戸惑うわな。
オフィサー・ケイアイメルヘン辺りは、今回の競馬で評価を落すのでシメシメ。
特にオフィサーは道中のペースには付いて行けなかったが、終いは確実だった。
ここは大いに評価すべき。なぜならあれだけペースが速くても、追い込みが効かないレースだったから。軒並み先行勢が垂れないんじゃどうしようもない。
逆に今日の上位3頭は評価を上げるのだろうが、個人的にはどうとも思わない。
ペースが速かった→それでも粘った=価値ある!という評価を下すのは間違い。
Tバイアスと全体の脚質成績順を考えないとね。
今日の中山は幾分差しが決まる馬場だったが、それでも相変わらず素晴らしい不公平馬場で感動してしまった。それが逆に更に上のクラスに行って顕著になった感じ。
ブルーコンコルドは体重を見た時点で試走なのがバレバレ。
やはりJBCを使った後に一走を置くと、こういう仕上げにならざる得ないんだろう。
今考えると、陣営がここを敢て使った真意がわからないなあ。
血統面・過去の鉄砲を考えてもぶっつけ本番で十分と思うのだが。
オーナーの金稼ぎの為に出走に踏み切ったのかな、次走は適正外の1600だし。


あと年明けから他の騎手がチンタラしてるのを尻目に豊様が凄いねえ。
まるで有馬の鬱憤を爆発させてる感じ(笑)
ケチが付いたかなと思ったが、そこは天才です、割り切る所は割り切る。


フサイチジャンクの走りは中々惹かれた。
中々エンジンが掛からず苦労していたが、掛かった後は良い伸び。
ただ人気馬だから、馬券でどうこうしようとは思わないが。
そもそもこのレースの勝ち馬って昔から駄目だからねえ、そこがどうなんだろう。