花背特別(1000万下)

え〜まず土曜日は京都10Rの花背特別を取り上げてみたいと思います。


ここは前走ウェルバランス組VSオースミへネシー組と考えれば見易くなると思います。
先週の日記でオースミへネシーに関する記事を書かせて貰いましたが、実は勝たれてもおおよそのイメージは変わってないんですね。あの組は大してレベルが高いレースでは無かったと思います。

ただオースミへネシーに鮮やかに勝たれた手前、自分の中で若干の修正は必要かなと思う部分もあるので、少しは評価を上積みします。


前走ウェルバランス組ですが、これはウェルバランスが別格だったと考える方が良さそうです。

と考えると自分の中では、ほぼ前走ウェルバランス組=オースミへネシー組というイメージが沸いてきまして。でもそこに上記で書いた様に若干の修正を加えるわけですから単純にオースミへネシー組が上位に来ますね。まあここまでは軽い前置きとしまして、じゃあ有力馬を見ていきたいと思います。


あ〜先に結論から述べておきますね。

そちらの方が自分が記事を書き易いというのがあるんで(^^;


エイシンラージヒル
○スーパーチャンス



一応この一点のつもりです。


ユウキアヴァンセはエイシンラージヒルを逆転する事は不可能だと思います。
御陵特別を思い出して頂ければいいのですが、この時の内容の差は決定的な差だと考えています。

例えば斤量差が詰まるとか、騎手の能力が劇的に変化するという要素があればまだ考慮のし甲斐もありますが斤量は変わらず、騎手がラージヒルの方が福永→藤岡だけなら問題ないでしょう。

寧ろ積極的な競馬をする藤岡Jの方が福永よりはいいかなと。

それと後は内にユウキアヴァンセより速い馬が入ったのが決定的ですかね。

フォーティナイナーという種馬は道中のストレスに弱い、前で馬体を併せて直線を向いた時点でラージヒルより余力があるかと言えばどうしてもそのイメージが沸きません。
じゃあかと言って道中ラージヒルの後ろについて、ラージヒルより外目を回って蹴落とせるかと言えば、御陵特別を思い出すとまず不可能でしょう。という事でまずラージヒルを逆転する事は不可能でしょう。



じゃあ対スーパーチャンスはどうかと言えば、先週も書きましたが今の京都1800は安易な前残りと期待するのは少し無謀かなと個人的に思います。このトラックバイアスというのは個人個人の考えがあるでしょうが、少なくとも私は今の京都は簡単な前残りとは思いません。

まあ極論を言ってしまえば京都やローカルなどの平坦ダートは殆どいつも前残りなんですね。

その中で変化を感じるのが大事だと思います。
じゃあそのユウキアヴァンセはラージヒルと競い合った後に2着に粘れるかと言えば、それはスーパーチャンスがいる限り不可能なのかなと。このスーパーチャンスという馬は基本的に中京のマクリを得意をする馬ですが、今の京都ダートはそういう競馬が効き易い舞台になっていると思います。それと単純に力量比較をしても軍配はスーパーチャンスに挙がると思いますので、ユウキアヴァンセは考慮に入れません。

ワールドサンボーイはウェルバランスに2度続けて負けた馬ですね。
2走前の2着にエアワイクリフが入ったレースを見てもそうですが、そこから考えていくと、この馬はエイシンラージヒルよりも力が下だと思います。両者(ラージヒルとエアワイクリフ)は京都で一度対戦していますが、この時のバイアスと展開を考慮に入れてもラージヒルに軍配は上がるでしょう。じゃあ必然的に、この考えで行けばラージヒルより上に来るとは考えにくい。対スーパーチャンスは単純に前走の結果もそうなんですが、恐らく明日も同様の位置取りならまた同じような差が開くだろうなと・・・2度目のルメールの分スパーチャンスは積極的に動くでしょうし、石橋は自ら動くタイプではないんで、ルメールの仕掛けを見て動くはずです。そうなれば自力で勝るスパーチャンスを逆転する事は不可能なはずです。



で一番わからないのはスカーレットベルという馬。

正直言ってまた豊を配した事でうそ臭い程の勝負気配を感じますが、それでも手を出したくないというのが本音ですかね。1000万下を一度勝っていて豊という事で人気は避けられないでしょう。でもこの勝ったレースは2着がロマニスタなんですね。ロマニスタは今1000万下で迷走してる馬ですね。そこを単純に考えても買いたくない。あと前走の加古川Sで大外を回った豊が批判されていますが、この馬の脚質を考えると、それは必然的な事だと個人的に思います。この手の追い込み馬はどうしても不利を避けるべく外を回るしかないんですね。綺麗に馬群を捌ければ文句はないですが、結局少しでも前走のように大外を回すといつでも人気を裏切りますという事だと思います。明日は13頭という手頃な頭数ですが、追い込んで来た時にはレースは終わってる事を期待しておきます(笑)というよりこの馬が来たら素直に諦められます(^^;



後の馬は現実的に印を打った馬、今書いた馬達より力が勝っているとは思いませんので省略します。

馬券は◎→○の馬単と保険で◎−○の馬連の2点勝負で行きたいと思います。