フサイチパンドラについて

気付いた方もいらっしゃると思いますが、右のプロフ欄に私の現役の好きな馬、嫌いな馬などをリストアップしています。基本的に当サイトはダートを中心に取り上げているブログですので、芝の馬は少なくしています。まあ過去の分野には芝の馬ばかりと偏りは否定出来ませんが(^^;



そんな数少ない芝の「現役応援馬」の一頭がフサイチパンドラです。

新馬戦で恐ろしい競馬を見せ、阪神JFはあの位置から外を回ってスパートでの3着。

走り方そして厩舎と正に私のツボをつく馬。

そんなパンドラの3走目が有馬記念の日の阪神6R。

私はこのレースは「賭ける」よりも「見たい」という方を重視した為賭けませんでした。

あとはあの過剰人気ですかね、いくらんなでもやり過ぎです(^^;

この時期の牝馬に1.3倍というディ−プ並みの指示が集まるとは思いませんでしたし、皆さんチャレンジャーだなと思っていました。



阪神JF時の回顧で少し触れた事ですが、「坂の頂上で止まった」という部分。

流石に阪神JF時は角田Jがかなり無理をしましたから、仕方ないと思っていましたが今回も同じ様に止まりましたね。殆ど阪神JF時の映像と重なってしまいました。



ここでの敗因として多くの方が挙げていらっしゃるのが「阪神マイルの外枠発走」という事。

確かにこれも少なからず影響してると思います。

もう少し内だったら圧勝は無いにしろ馬券は絡めていたかもしれません。

ただここで少し異論を言わせて頂くと、3〜4コーナーにかけての抜群の手応えが一気に失われてしまった事。普通あれだけ余裕を持って回れたならいくら大外にしろ、あの垂れ方は納得いきません。



また驚異的な強さを見せた新馬戦が「京都」だったのが気になりますね。

ここでやはり在りがちな結論としては「坂が向かない」という事になるのでしょうね。



でここで母のロッタレースについて見ていきましょう。

この母に余程サンデーをつけて成功させたいのか、サムスンハッピーを始めあまり成功をおさめていません。このサムスンハッピーは41戦3勝で2着6回。新馬時こそ中山での勝ち星がありますが、その後はどちらかと言えばローカルでの好走が目立つ馬でした。

このロッタレースは非常に血統にいい馬で、子はいつも高額な値がつけられますが走らない。



ここでやはりパンドラもその傾向が強いのかという疑問。

私は少なくとも新馬戦を見た時点で「ロッタレースの最高傑作」と思いました。

あの新馬戦の衝撃は中々のものです、見る手段がある方は是非。



結論としては限りなく兄弟に漏れず「非力な一面」が否定出来ませんが、まだまだ2歳という時点ですから、ここから白井先生が力をつけてくれる事に期待しています。

兎に角次走はまだ決まっていませんが、一度京都で走らせて欲しいかな(^^;

500万を早く卒業しないと萎んでしまいそうで怖い。

次走でもし京都なら人気を背負っても逆らおうとは思いません、寧ろ積極的に買いたい。

ただ阪神をチョイスしたなら、人気とリスクを考えれば「静観」が妥当でしょうね。