ダガーズアラベスク
今日走ったのか、この馬。
ゴドルフィンの日本制圧第一弾として鳴り物入りで来襲。
父ジェイドロバリー母クィ−ンズダガーで近親にヒシアマゾンやヒシアリダー。
フラムドパシオン同様にかなり騒がれてたけど・・・
今日のレースはいい一面と悪い一面を見せた気がした。
まずはいい面
- 今日は15番枠という不利な出走だったが、スタート後の反応が早い。メンバーにやや疑問を感じるが、この時期でこれだけ走る気を見せられれば良い。
- 道中のスピード感は抜群。終始外外の追走を余儀なくされたが楽過ぎる手応えだった。
- 直線で騎手が追い出してからの反応が兎に角早い。1〜2速からすぐにトップに入る感じ。
悪い面
- 道中ややかかり気味。これは残念ながらスピードの違いという事では無さそう。途中で本当に軽くだけど口を割ってたし、ジョッキーの腰が高かった(引いていた)姿からも。
- 上記で書いたように騎手の追い出しに対する反応は抜群だが、追ってインパクトに欠ける。これは最後に2着を狙った騎乗しかしていない馬に差を詰められたからという訳では無い。最後の50Mはジョッキーが余裕を見せて追うのを止めたが、問題はその前。追ってトップに上がって、そこから超一流に求められる更なる加速がない。これは完全にジェイドに影響されてると思う。ここら辺がやはりミスプロの限界だろう。まあ今の時代ミスプロはもう馬鹿に出来ない訳だが(笑)
以上完全に主観からの見解。多分この馬じゃフラムドパシオンには敵わないんじゃないかな。至る所で絶賛の嵐だが、「そこまでの馬かな?」という感じを否定できない。但し今の完成度から言えば余程の馬じゃないと負けないだろうね。将来は私的な見解で言わせて貰えると重賞級という感じが否定出来ないが。
兎に角この世代はフラムドパシオンが締めるだろうから。
ニルヴァーナみたいにダートで本来の姿を見せる前に故障なんてしないで下さい。
フラムドパシオンはダートで既に走ってる訳だが、まだまだ奥深さを感じるので。