根岸S

金曜の夜は考える時間が無く、予想はお休みしました(^^;
月末は私用が忙しく、こういうこういう事が多々あるかもしれません。
何分以前のように競馬に時間を注げる時間が多分にあるわけでは無いですので、仕方ないですね。土曜の競馬はメインと10Rのみ見ましたが、メテオバーストが大敗するのはここでしたか。ダートに変わって過剰人気傾向が続いていましたが、そこでの回顧で以前「近々必ず底を見せるタイプ」と書きましたが、ここは少し早かった気もしますね。まあ何にしろ、そういう観点で見ていた事が当たったのは良い事です。さてそろそろ予想に入ります。


非常に早い展開がここまで完全に予想出来るのは如何なものか・・・
素直に「早い」と信頼していいのだろうか・・・
などと考えていたが、流石にここまで前に早いメンバーが揃えば緩くなるという逆転現象は無いだろう。後は難しくさせる要因としてはメイショウボーラーサンライズバッカスの人気2頭が斤量面・休養明けという不安を抱えている事か。そして個人的に最大に悩ましいのがバランスオブゲームの存在。力のある馬の芝→ダ変わりというのは本当に悩ましい。


パッと見た瞬間に消せた馬(以下)
リンガスローレル・・・まずオープンでは力が足りない、あと前走は恵まれただけ。
アグネスジェダイ・・・弱いとは思わないが流石にこのメンバーに入ると辛い。小回りを生かした逃げが板に付くタイプで東京のここでは無い。
トウショウギア・・・馬鹿速さが売りの分、やはり馬鹿(笑)明日の根岸S武蔵野Sでの垂れ方を考える限り厳しい。そもそも明日のレースは武蔵野Sに近い(もしくはそれ以上)流れになるだろうから。ミリオンベルに勝った事は鵜呑みにするのは危険で前走は完全な前残りの競馬。その中をミリオンベルのみが追い込んだという事で評価をするならミリオンベルの方でトウショウギアでは無い。
プライドキム・・・この馬が若かりし頃はかなり触れたのだが、休養明けに東京というコース形態を考えれば精神的な底を見せるタイプだけに辛い。
ダイワキングコン・・・懐かしい名前だなあというのが第一の感想。伏竜Sだったかな、確か。でもこの馬は弱いです、これは以前のブログで何度も書いてきた事だけど。
ハタノアドニス・・・JBCの再来はまず無い。あれは他の有力馬が体調が悪かったし、敢て言うならその中を捌いただけ。ここでは辛い。
シルヴァーゼット・・・前走のガーネットSは逃げて好走したグループは評価に値しない。これは回顧にも書いた事。


以上がパッと見で消せたグループ。更にここから消していきましょう。本題です。
ニシノコンサフォス・・・前走の競馬は回顧に書いたように強いの一言。4コーナーでジョイフルハートを外から潰すという芸当は相当な衝撃を受けた。ただやはりあの時のジョイフルハートが本物だったかというと疑問を感じてしまう。以前からジョイフルハートの強さを知っている側としては、どうしても手術の影響が大きかったと感じてしまう。まず好調期のジョイフルハートは直線早々であんなに早く息が切れないし、4コーナーで潰されるという時点で本来の姿ではない。後ろが加速したら更にそれを突き放す強さを持っていた馬。それが道中からマークされたのだから・・・という事でニシノコンサフォスはオープンでやれないとは思わないが、ここではまだ辛いと見る。


タイキエニグマ・・・まずは鞍上が命取りである事は間違いない。元々ギアを瞬時にトップに上げれるタイプではなく加速するまで時間を要するのに横山という追えるジョッキーから善臣というのはかなりのマイナス。後は恐らく明日の厳しい競馬で一回底を見せてしまいそうだという事。ここはフェブラリーに向け、ダート短距離界の主力が揃いも揃った。ケイアイメルヘンがペースについて行けなかった程までは行かないと思うが、いつもの位置取りは出来ないと考える。


テイエムアクション・・・大外に入ってしまったのが致命的。この馬は道中で脚を溜めないと切れるタイプではなく、今までの好走は殆ど内で溜めて最後に爆発という類。今回は控えすぎても遅いだろうし、逆に押して押して前に行き内に切れ込もうとすれば、いつもの終いは出せない。


サンライズバッカス・・・今の東京のダートは兎に角重い。ヘネシー産駒のこの馬が今の馬場に合うのかが疑問。後は新年の挨拶でこの馬に触れた折に「距離自在」という類の表現を使ったが、1400は最近の競馬を見る限り若干短いとも感じる。上記で武蔵野Sに近い競馬になると書いて消すのは甚だ可笑しい論理だが、やはりあの競馬はカネヒキリが出遅れて後ろを固めたという部分も大きかったと思う。まあこれはもう妄想の域なんだけど。取り合えずこの馬は本番で狙いたいので、ここで余りにも無様な競馬はして欲しくないけど、良すぎる競馬もして欲しくない。掲示板希望で、4〜5着が理想なんだけど。


以上が消した馬達。
ただ正直このレースは難解過ぎますね(笑)
本命はすぐに決まったけど、いざ相手を絞ると、そこに無理が生じてしまう。
サンライズバッカス辺りは、「余りにもいい競馬をして欲しくない」という思いで語ってるし(^^;


本命はリミットレスビットでいこうと思う。
前走のガーネットSの上位組で評価に値するのは、この馬だけだと思う。前走は芝→ダ代わりで嫌って見事に玉砕しましたが、今回は明確な資料があるわけだし素直に信頼したいと思う。個人的にフェブラリーSで求められる資質と根岸SガーネットSで求められる資質は異なると思う。東京の200Mにはそれだけの魔が潜んでる。去年はメイショウボーラーの余りの充実振りにこの過程は粉砕された訳だが、今年のような混戦ならその考えは生きてくると思っている。後は「冬場の順調な過程」というのは大きな武器と言う事。この馬が現時点では最も順調だと考える。本番では人気でこけてもらう為にもここでいい競馬をして欲しい。


相手はメイショウボーラーニホンピロサート・マイティスプリング・バランスオブゲームの4頭。ボーラーは人気が落ちてるが、それは前走を着順だけで評価してる人が多いからだと思う。前走は終始チグハグな内容にも関わらず今回と同斤量で終いは確実だった。東京ダートに適正がある事は既に証明されており、前年の勢いを期待するのは酷だが、無様な競馬も見せないはず。ニホンピロサートは前が早くなったら終いが確実な分、狙える。ここまで低評価の理由が不明。マイティスプリングはペースに戸惑う可能性も否定出来ないが、前走でミリオンベルを外からぶっこ抜いた芸当が期待をさせてくれる。バランスオブゲームは怖いだけというのが正直な所かな。買っておいてもいいんじゃないかなと。


リミットレスビット
メイショウボーラー
ニホンピロサート
▲マイティスプリング
バランスオブゲーム