決戦・女王杯

一応G1なんで週の頭から馬柱程度には注意を払っていた。
そこでの感想は「こんな不確定要素が多いレースは手を出すべきでない」というもの。
自分の感想と打って変わり巷のエリザベス女王杯に対する予想は非常に熱を帯びていて、見ていて面白かった。


不確定要素を挙げるとすれば世代間格差が自分の中ではっきりしていない、という事。
巷ではクラシック牝馬世代は強いという見解に傾いているが、どうも自分はそこまでの確証を得ない。牡馬についてはある程度掴んでると思うけど、牝馬は強い理由として挙げられるソリッドプラチナムの走りなど今一ピンと来ない。時期が時期だし、牝馬である以上マーメイドSの結果は取るに足らないと思っている。その他の理由も確証を持てる程のインパクトは無い。


そうは言えどクラシック世代の勝負付けは既に済んでおり、この世代は今何回走ろうがカワカミプリンセスが一着になると思う。東京→京都でのG1連勝、距離400M減でも変わらなかった。秋華賞後に劇的な変化があった事は無いと断言出来る以上カワカミの前にこの世代の馬で重い印を打つのは自分は如何なものかと考えている。


要はこのレースはカワカミプリンセスのスケールがスイープトウショウのそれを上回っているのかが問題なのだろう。純粋に考えれば、自分はスイープトウショウのスケールの方が上だと考えている。確かにカワカミの自在性、必ず抜ける根性と力量は素晴らしい物がある。ただスイープトウショウは安定感は無い物の嵌った時の破壊力は凄まじい。エアグルーヴをも凌ぐと考える。


さてそのスイープトウショウ
問題は天皇賞(秋)の大幅馬体減、そしてそれを踏まえた中一週がどう影響するか。
純粋に力を出せないのなら確実に伸びてくるカワカミプリンセスに負けるだろう。
スイープが中一週で力を取り戻せばスイープの完勝と思える。


オッズを見るに非常にその大衆心理が働いていて面白い。
カワカミ・スイープの人気拮抗。
話は少し逸れるけど、もしカワカミプリンセスなどでは無く単純にアドマイヤなんたらでこの戦績だったらもっと人気してたんだろうけど(笑)


結論としては不確定要素があまりに多すぎるって事。
人気が示すように2頭のどちらかが勝ち馬なんだろうけど、力量は測れてもスイープの体調が図れない。以上により賭けない(笑)


気持ち的には◎スイープトウショウ
これだけw