ダービー展望+追記

え〜、流石にダービーの予想は晒そうかなと思い、久々に文を書きます(^^;
まあ、まずは豊の乗り代わりについてかな。
個人的な意見としては、ここで豊を降ろした調教師には「しょーもな(笑)」と言いたい。
巷で言われてるように豊独裁政権に楔を入れたという表現は表向きだけは正しいでしょうね。ただ本当にそうかな?まずこの調教師の今回の騎乗交代には長期的なビジョンが全く見えない。皐月賞を振り返れば、有力馬の鞍上で一番不味く乗ったのは誰の目にも明らかなように安勝。とにかくこの時の騎乗は前週の桜花賞の騎乗が嘘のように「糞」としか言いようの無い駄騎乗。豊がマークすべき馬はホウオー。結果的にヴィクトリーがまんまと逃げ粘った訳だけと、それは結果論な訳で、皐月賞の豊の騎乗は現状で出来る競馬をしたと考えていい。こんな事(有力馬の牽制)は競馬において何も珍しい事じゃなく、しかもマークした相手が一世一代の駄騎乗をした訳だから、その結果は単に不運だったと言う言葉で片付けられるレベル。仮に豊が好調ならどうだったであろうか。多分この短絡的な調教師は変えていまい。例えば藤沢のように「豊君は騎乗以来が多くて長期的に馬を育てられないから乗せない」という一貫した姿勢を貫いてる人間なら、仮にこのような事が起こっても納得した部分はあったと思う。しかし今まで散々「豊君〜、豊様〜」という調子で乗せていた調教師がこんな事をすると単なる「気が短く、人を育てるセンスの無い調教師」という評価になる。「独裁体制に一石を投じた」という表現を使うには余りにも事実とかけ離れている。


で肝心な豊の調子だけど、そろそろ時期的に戻ってきてもおかしくは無いかなと思ってる。まあ年始早々に騎乗停止で有力馬を取られたのが痛かったね。豊が乗る馬ってのは勝つ可能性が高い馬達ばかりだから、そこで勝たれると調教師は降ろし辛いってのが正直な所でしょ。いくらその相手が豊でもね。で時期的にそのサイクルがそろそろ終わって、夏に入るから、季節的有力馬が彼の勝ち鞍を増やし、秋に入る頃には、「豊の調子が戻ってきた」という風評が囁かれ始め、上記の思考回路が短絡的な調教師が再び豊に媚を売り始めるでしょうし(笑)ただ安勝を少し意識し過ぎかなってのは偽らざる気持ち。まあここまで不調なのも彼自身無い事だから迷いがあっても仕方ないけどね。いずれにせよ、そろそろですよ、どのみち。


さてダービーの話。
まず上記に関連してアドマイヤオーラだけど、この調教師には勝って欲しくない。ここが自分が買わない一番の理由(笑)ただ現実的に考えればオーラの脚質に岩田は合わないという事。岩田の最も解かり易い特徴として「デルタブルース菊花賞」がすべてを示していると思う。プレッシャーの少ない馬で、決め打ちの先行馬。このタイプに乗せたら彼は本当に上手い。ただ至る所で述べられているように差しにまわった時の判断能力は鈍いね。今回は単勝しか買わない予定なので、その点でも1着はまず無いだろうと。


で次、フサイチホウオー
まあこれは勝っても不思議無い。皐月賞で鞍上の駄騎乗があっても一番強い競馬をしたのは誰の目にも明らかだったし。ただホウオーの調教師かオーナーがレース後怒って直ぐに帰ったらしいから、今回は相当なプレッシャーとの戦いになるかなと。ダービーっていうのはそういう要素を少しでも抱えてると得てして最後の最後にそういうのが出てくる不思議なレースだから。


ヴィクトリーは如何にも皐月賞が最大のパフォーマンスという勝ち方。
例え皐月のように有力馬が牽制しても府中の直線はまず逃げ切れないし、ぼっちゃん血統だから粘れる精神力も無い。


ウオッカは最初はこの馬でいいのかなって正直思ってた。
牝馬に分が悪いレースであろうとコースであろうと、今年の牝馬と牡馬の世代レベル差を考えると十二分に戦えるかなと。桜花賞伊藤雄二が言ってたように二度も直線でブレーキをかけさせられての競馬だから、やはり能力は相当な物があると思う。ハミが直線で外れて最後は喰らい付いた姿勢は府中の混合オープンを乗り切るだけの精神力も示しているかなと。ただ展開がどう考えても早くならないだろうから折り合いがつかないと思う。桜花賞までの戦いでしばしばスピードの違いからかかり騎手と喧嘩してる訳だから、ここでは我慢が効かないかなと。四位の性格を図るにスピードの違いから仮にかかると、覚悟を決めて先頭に立つ器量は無いと思う。仮に桜花賞で勝ってここに駒を進めていたなら、四位自身も絶対的な自信も持てただろうから、そのまま行かせるかもしれない。そこでそのまま行かせたらウオッカにも十分勝機はあるはず。ただ桜で負けた事でより一層、ウオッカの末脚に固執するだろうから(四位のインタビューを読んでると相当末脚に固執してるのが解かる)、そうなればいつもの破壊力は影を潜める可能性は高い。豊の事でもそうだけど、競馬というのは流れというか機運が大きく作用するから。という事でウオッカ単勝は保険程度に、人気も想像以上に無さそうだし。


で今年の低レベルダービーに最も適してそうなのが、ヒラボクロイヤル
如何にも競馬をようやく馬自身が理解してきたという感じで、BTの血を持ってる事を考慮すれば、正直この馬しかいないかなと。青葉賞のレースインパクト自体はクリスエスやロブロイほど無かったけど、メインよりは遥かに好感が持てた。折り合いも何も心配ないし、追って図太いから有力馬が皐月賞の二の舞が踏むまいと思って消耗戦になれば、この馬に最も向くし。この馬自身は過去のレースがどうとかという比較じゃなく、馬自身の成長を見た方がいいと思う。競馬を覚えてき始めたBT(まあギムレットだけど)は本当に化けたら手が付けられないから(笑)まあ下手したら3〜4番人気になりそうだから、勝負度合いは当日まで静観かな。


ヒラボクロイヤル単勝
ウオッカ(保険の単勝、応援も込めて)



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ヒラボクロイヤル人気無さ過ぎ。
逆にここまで青葉賞の勝ち馬が人気無いと疑ってしまうぞ(笑)
名前のインパクトってのもあるんだろうか、何か地味な馬名だし(^^;
取り合えず皐月賞の再現は無いと思う。安勝にかかるプレッシャーや岩田の早仕掛けというか勝負を焦る癖を考えれば、最終コーナー手前からレースは動き出すと思う。
そうなれば、地味に伸びずバテズのこの馬が強いと思うけどなあ。
青葉賞のレースが意外に過小評価されてるのが、こりゃまた意外。
メンバー的には大した事無かったけど、自分で動いて外からねじ込んだレース内容は評価出来る。まあその評価は今年の牡馬の異常な低レベルも考慮に入れてのものだけど(笑)
んでホウオー被りすぎ。流石にここまで被るレベルの馬じゃないだろ。
この人気で単勝買う人って神経凄いね、ある意味尊敬したいw
俺には勝つか負けるかは別にして、こんな危なっかしい馬で配当の妙味も無いんだから、とえもじゃないけど買えないよ(^^;