KBC杯・関屋記念・函館2歳S

先週は2R共にここに書いた予想が的中したので、今週のKBC杯は少し強気に勝負したい。
個人的には小倉記念の的中よりテイエムアクション単勝を物に出来たのが嬉しかった。
ずっと見続けてきた馬だけに、ここぞという時に馬券にしたので満足です。
さて日曜の予想。


KBC
日曜の勝負レース。
エイシンラージヒルサンライズキング・ヒーローアンセムの3頭は先手を主張したいタイプで、メイショウサライ・ツムジカゼには絶好の展開になりそうというのがパッと見の印象。またメイショウサライは実力的に一枚上、しかも今日の小倉のD1700を見るに実力さえあれば追い込みも十分に可能な馬場状態。しかもサンライズキングの鞍上の和田は逃げ馬に乗せるとニシノコンサフォスを思い出して頂ければ解るようにテコでも引かないタイプ。そしてヒーローアンセムは番手に控えると脆いタイプだから、どうしても先手を主張したいはず。そう考えると必然的に前が厳しくなる…という事は実力・展開の面から考えてもメイショウサライが総合点で一番となる…
なんだけど個人的にはどうしても気になる馬がいる。それはエイシンラージヒル
近走の着順は冴えないように見えるが2006ファイナルSでは先行勢が軒並み崩れた中、一頭だけ踏ん張ってフィールドルージュ・ツムジカゼ・クワイエットデイを封じている。平安Sではバンブーエールクーリンガーに終始つつかれながら大崩はしておらず、アンタレスSは馬場が向かなかったと推測出来るし、前走に至っては距離が長すぎるの一言。脚質的に非常に器用な馬でコーナーリングも巧いし、小倉の1700は初ながら絶好の活躍の場所である気がする。また番手につけても常に自分の力は出し切るタイプで、今回は近4走のような強力な先行ライバルとは言えないメンバー。ヒーローアンセムが実質的に現状苦しいとなると、要は気にすべきは小倉巧者のサンライズキングのみ。和田の引かない性格を考慮すればサンライズキングがヒーローアンセムと先行争いをすれば思いのほか展開が向くのはこの馬である気がする。またこの器用な馬の1枠1番というのも激走してくれる条件が整った。


対抗は上記の文面からも解る様にメイショウサライ
距離が長いと思われてるのか、小回りが合わないと思われているのか今オッズを確認したら3番人気という不思議な現象。絶対に抜けた人気になると思ってから、これは思いの外拍子抜け(笑)これだったらエイシンラージヒルから入る必要ないんじゃない?っていう悪魔の声と格闘してしまうが、初志貫徹。力は抜けてると思うけど脚質的に取りこぼしが多いのは事実なので対抗評価。


次点に小倉巧者のサンライズキング・ゼンノストライカー、ツムジカゼ。
前2頭の両者は前年のKBC杯好走組。あの時はミリオンベルが弱い者いじめしたので、不運だったが、やはりこの2頭は小倉では軽視し難い。ツムジカゼは現在一番人気。正直言うとこの馬はあんまり好きな馬じゃないんだけど、まあこの面子に入れば軽視できないかなと思い一応抑えます(^^;


エイシンラージヒル
メイショウサライ
サンライズキング
△ゼンノストライカ
△ツムジカゼ


いや〜相変わらず絞れませんね(^^;
個人的には3頭に抑えるような馬券構想にしたいのですが、夏競馬という事で(笑)
馬券は◎の単勝、◎から4頭への馬連。◎と○を軸にして△三頭への三連複で。



関屋記念
こちらは芝なので小倉記念同様に適当に予想。
気になる馬はインセンティブガイシンボリグランカンファーベスト・アンブロワ−ズの4頭。カンパニーはマイルが今一合わないようだし、アポロノサトリマイルCSを完璧に乗った割りに止まったし過去の走りを考えるとやはり1ハロン長い、ニシノナースコールは人気ほど強いとは思えないので。ただこの4頭は何が来てもおかしくないかなという感じ。インセンティブガイは嵌れば強いし、カンファーベストは言わずと知れた新潟巧者だし、アンブロワーズは最近充実してるし、シンボリグランマイルCS好走組で軽視できない。という事でこの4頭の馬連BOXと単勝系で遊びたいと思います。勝負はKBC杯なのでここは本当に軽く楽しむ位で。


函館2歳S
こちらは本当に軽く見解。
オッズを考えるとエイプルベガを嫌って、イイデケンシンをチョイスしたくなるけど、両馬に乗ってる藤田がここまでエイプルベガに固執する発言を繰り返してるのを見ると、この2頭は藤田の中でかなりの力量差があると考えてるんだと思う。まあこのレースは賭けずに見るレースかな、ひょっとしたらイイデケンシン単勝を少額買うかもしれないけど(笑)

日曜の展望(北陸S・小倉記念)

北陸S
トウショウギアの実績が断然ながら、オジジアンなんか軟弱なミスプロを59Kで買えるかよって素直に思うので消し。
初の酷量だし、58と59では雲泥の差が出るのが常。勝春なのでこの斤量を考えれば無鉄砲な逃げは打たないだろうし、そうなれば他の馬にも逆転の余地は残されていると思う。まあこれが来たら諦める。
本命はテイエムアクション。骨折明けで昨年の冬にカムバックを果たした訳だが、休養前と比べると物足りなさを感じてしまう着順。ただ復帰後3走の内容を見れば、内2走は芝だし(その割にはよく頑張ってる)、負けたすばるSもワイルドワンダーサカラートなどとは好勝負を演じれており(ここでトウショウギアには勝っているが京都なので度外視)、ここらで復活の匂いが強い。休養前はブルーコンコルドとも肉薄した接戦を演じれた訳だから、本来の力さえ出せればここでは抜けているのはトウショウギアでは無く実はこの馬だったりする。◎はテイエムアクション


他の馬を見渡すとワキノカイザーはなぜにこんなに人気をするのかと思う。
準OPがこの馬の能力の限界。個人的には1000万の上位勢力〜準OPの穴位が適正なこの馬のクラスだと思う。
元々甘い馬だし、差せば最後に垂れる、前に行けば少しでも負荷がかかれば崩れるという甘ちゃん。買えない。
トシザヘネシーもほぼワキノカイザーと力量は同じだと思う。使える脚が極端に限定されていて、そのくせ自分よりも強い馬がいると脆く、逆に力が抜けている時は取りこぼしの多い馬。木幡が新たな面を見せるかと聞かれれば、その可能性は限りなく0に近い。それとオフィサーは手を出したくなるが1ハロン短い。


相手として買いたい馬はタイキジリオン・チョウカイロイヤル・エアアドニス…んで保険でトウショウギア(笑)
タイキジリオンは脚はいいものを持ってるんだけど、その使い所が極端に短く難しい馬。ただ内枠に入った時に度胸のある騎手で脚を溜めれたら、凄い脚を使う。今回はその条件にマッチするので買いたい。
チョウカイロイヤルはトシザヘネシーと競っていた時が懐かしいなあ(笑)実はこの馬はよくわからん。
なのでこの馬もトウショウギア同様保険で買う。エアアドニスは季節的に勢いを感じるので、相手としては昇級でも買いたい。


テイエムアクション
○タイキジリオン
▲エアアドニス
×チョウカイロイヤル
×トウショウギア


馬券は◎の単勝、保険で○の単勝
◎から4頭への馬連。◎1頭を軸にして4頭の3連複で勝負。



小倉記念
芝なので適当に予想(笑)
本命はニホンピロキース。
・・・まあ長々説明を書いても、他の有名所がかなりこの馬についてあつく語っていらっしゃるので手を抜こう(笑)
ただあまりにもこの馬に条件が整いすぎていて逆に怖い面もあるけど。


◎ニホンピロキース
サンレイジャスパー
ヴィータローザ
ニルヴァーナ
ソリッドプラチナム
×タガノデンジャラス
×スウィフトカレント


多い!(笑)
馬券は◎から6頭への馬連。◎の単勝
◎と▲が同様の着順関係にあるから、この2頭を軸にして残りの5頭へ3連複



…夏場は本当にダートと言い馬券が絞れんなあ(^^;

函館新馬戦の予想〜4R・芝1800M(混)〜

前日から圧倒的な人気を集めている(単勝1倍台)世界的良血馬スパークキャンドル。
カジノドライヴと共に今年の藤沢厩舎の主力を担う一頭である。
スパークキャンドルの母は誰もがその名を聞いた事はあるSerena's Song、米国G1を11勝という世界的名馬。
父はエーピーインディ
よくぞこれだけの良血馬が日本に輸入できたものだと感心してしまう。
藤沢は早くからカジノドライヴと共にこの馬を世界の舞台に立たせたいと豪語してきた。
順調に勝ち進めば来年には向こうで走らせる予定との事。
ただこのスパークキャンドル…如何せんダート馬という印象が拭えない血統背景だし、調教でも動かない。
トールポピーが同様に直前の調教で動かなかった事に似ているが、あれは絶好調の角居厩舎の話しだし、血統も芝向き、そして何よりスパークキャンドルよりは動いていた。
しかも当の藤沢厩舎のトーンがレースが近づくにつれどんどん下がってる。
また今年も藤沢厩舎の勢いは鈍い、新馬と言えば藤沢・山内を買っておけという時代はもう過去の話。
今度はネームヴァリューを逆手に利用したい。
これだけ過剰に人気が集中していて、不安要素があるなら、他の馬から入るのが旨みと考える。
というかスパークキャンドルが圧勝したらそれはそれで良いとも思えるし(笑)


このレースは大魔神こと佐々木が持つキャプテンマジンなど話題を誘う馬もいて、本来注目されるべき馬の注目度が非常に低い。補足するならキャプテンマジンはどうも初戦向きじゃない調教の内容で手は出しにくい。



本命はダンツホールド。
ゲートセンスが非常に良いらしく、調教でも非常に素軽い走りを見せており如何にも初戦向きの馬。
同厩のイマカツタイガーを子供扱いしており、人気が無い割りに(現在単オッズ16倍台)よく動いている。
もう一頭はメジロドリゼラ。
ハロン66秒4を馬なりでマークしており、これが実戦でも出せれば十分に勝負になる。
その割りに単オッズが40倍台というのは美味し過ぎるのか自分が間違ってるのか(^^;


◎ダンツホールド
メジロドリゼラ


馬券は◎と○の単勝及び○の複勝の計3点。



まあいずれにしろ夏のダートが全く読めて無いので目先を変えてみる戦法。
今年は例年に無く新馬に注目してきたのでここらで、その恩恵を授かりたい。

上の簡易更新の続き、予想に入ります。
スリープレスナイトを軽視する理由は以下の通りです。
まず意識する事は1000万下と1600万下のクラスの壁が、以前よりも更に高くなった事。ここがやはりポイントになってくるでしょう。いつぞやの記事で「勝って同条件制度が廃止された事により1600万に滞留する馬が増え、このクラスで勝ち上がるのは容易ではない。特にダートに関して言えば番組数の少なさから芝よりもその傾向が顕著に出ている」という類の事を実際の数字(頭数)を例に出して書きました。同馬はダートに転向してここまで4戦3勝、2着1回という、如何にも馬柱人気しそうなタイプ。前走の出石特別は昇級初戦ながら完勝した訳ですが、時計的な裏づけに乏しい内容(ここは他にも書いてる人がいそうなので敢えて説明は省略)。ここの3着はレナソルでしたが、1600万下のレースで全く歯が立たず再び降級してきています。スリープとはタイム差こそコンマ6秒ありますが、上がりは全く一緒ですし、そこまでスリープの力量がレナソルと比べて違うかと言えば否でしょう。そして何より500万と1000万の壁と1000万と1600万の壁の違いは想像以上に現状の制度では大きい。更に52という軽量が買われそうですが、前走も52で走ってる馬ですから、そこからの飛躍的なアドバンテージは得がたいでしょうし。軽量+強いと言われる3歳牝馬世代+馬柱人気という要素で人気するなら消して旨みを見出すタイプだと思います。あ〜あと3歳牝馬世代が強いのは芝での話だと思うという事も付け加えておきましょう(笑)


じゃあ買いたい馬は何か・・・まあここが難しい訳ですが(^^;
スパインは新馬でダートを勝っていますが、ブラットストーンSを見る限りお世辞にもダート向きじゃない。サーチエネミーもスリープとほぼ同じ理由でいらない。タイラントシチー・アドマイヤキラメキは自分の形の持ち込めないと穴は開けれない(今回はメンバー構成を見ても不可能)。


と考えていけばまず◎はトーセンブレイクに屈服(笑)
スリープレスナイトが人気をどれだけ吸い取ってくれるかにかかってるけど、まあ圧倒的人気はスリープじゃなく結局こっちでしょう。ただこの馬はここでは力量が違う。ただ左回りで取りこぼしが多いのは事実で、そう考えると連軸として信頼したいというニュアンスの本命評価。



対抗はスリープが人気を吸い取る事を願ってエアアドニス
前走苦手な関西遠征で、そこそこの内容を見せたのも今回通用する力は持ってる。
ただ立夏Sの内容は鵜呑みに出来ない部分がある。この競馬は1着の地力が違ったアドマイヤスバルを除けば先行勢が崩れたレース。そこで差し損ねたのは正直微妙だが、まあこのメンバーなら何とかなるかなと。


で積極的に今回食指が動くのは人気が無さそうなケージーアジュデとカリスマサンキセキ。
ケージーアジュデは近走の成績はふるわないが、元々シーキングザベストなどと競馬をしてきて揉まれてきた準OPの上位勢力。左回りの成績がふるわないのは事実だけど、ここは得意な平坦だし何とかならないか・・・というのが正直な所。休み明けは走らないタイプじゃないからそこまで心配する必要は無いと思う。
カリスマサンキセキはもう一走本来なら欲しい叩き良化タイプだが、立夏Sの内容を考えれば通用はするはず。



◎トーセンブレイク
○エアアドニス
▲ケージーアジュデ
▲カリスマサンキセキ


馬券は◎から○・▲の2頭への計3点の馬連
トーセンブレイク・エアアドニスが揃ってこけそうな要素もあるので▲2頭の単勝


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何か追加更新の横に変な星のマークが(笑)
押し捲ってたら何か変な事になってしまった(^^;